60年前の1957(昭和32)年8月4日は文部大臣・ 松永東が「道徳」教科設置を表明した日です

ご存知ですか? 8月4日は文部大臣・松永東が「道徳」教科設置を表明した日です
文春オンライン2017年08月04日
・・・・・・・・・・・・岸信介内閣の文部大臣・松永東が、大阪での記者会見で当面の文教政策について自らの構想を表明、そのなかで「民族意識や愛国心の高揚のために道義に関する独立した教科を設けたい」と語った。戦前の学校教育では修身科が道徳教育を担った。だが修身は、連合国軍総司令部(GHQ)の指令を受けて戦後廃止される。
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松永はこれに対し、「倫理というか、修身というか、そういったものを小、中学生に“濃厚に”教えこまねばならない。それにはいまの社会科では不十分だし、全教科の中で教えるということではボケてしまう。はっきり独立の科を設けた方がよい」と、再検討をうながしたのである・・・・・・・(『朝日新聞』1957年8月4日付夕刊)
・・・・・・・道徳教育は各教科全体のなかで行なうとの従来の体制は崩さないとして、教科化は見送られる一方、道徳教育のための時間を特設することになる。もっと読む
KuniG
 

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