富士ゼロックス社の 多様性への取り組みについて

富士ゼロックス社のCSRの取り組みの一つ多様性への取り組みについて
 
富士ゼロックス社には、全国拡大教材製作協議会がボランティア活動で編集した拡大教科書等の印刷を永い間にわたり無償で引き受けていただき大変お世話になっています。
この会社が、社会貢献でも日本としては特別に進んでいる企業であることには誰も異論がないと思います。
 
この会社のCSRの欄を見ておりましたら「従業員とのかかわり」として「多様性への取り組み」をしっかり表明されていましたので、ここにご紹介します。
特に「女性の活躍促進」と「障がい者雇用の取り組み」の二項目を主要施策として明記していて、またしても一歩進んだ会社の社会意識の一環が見えます。
 
中でも、私の興味を特に引いたのは、記事の中に「役員および管理職に占める女性の割合(富士ゼロックスおよび関連会社)」というグラフです。
このグラフの中身は、会社として決して誇れるものではないと自覚されている思いのですが、富士ゼロックスの凄いと思うところは、こうした自社の弱点ともいえる内容を敢て明記している点です。
何か改革をするためには、過去のいけない点の自己認識をしっかりして、それを公表しながら改革を進めることが大事ですが、これを実直に実践している姿が私の眼には映りました。
だからこそ、社会貢献で優れた会社になれているのだと敬意をもって読んだところです。
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余談ですが、このグラフからはもう一つ別の問題意識を読み取れます。
富士ゼロックス社でさえも日本に所在を置く会社群と海外に所在を置く会社群とでは女性の比率が率で4倍も違っています。
日本全体が海外に比して女性進出において、大きく出遅れているという風にも読み取れてとても残念です。
 
富士ゼロックス社 のCSR 「従業員とのかかわり」を全文読む 
KuniG

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