ヒーリング・アート 視覚障害児も楽しんで 東京・杉並で展示

学倶楽部・女子美術大
ヒーリング・アート 視覚障害児も楽しんで 東京・杉並で展示

女子美術大で心の癒やし効果を目的とした芸術「ヒーリング・アート」を学ぶ学生10人が、視覚障害のある子どもでも楽しめる「絵本」を制作した。素材に布や木を使ったり、ページをめくると音がしたりといった絵本の固定観念を超えた意欲作8点が、同大杉並キャンパス(東京都杉並区和田1)で開催した巡回展「世界のバリアフリー児童図書展」で紹介された。
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筑波大付属視覚特別支援学校の幼稚部や育児学級の子どもと交流しながら、バリアフリーの芸術のあり方を考えてきた。「目の見えない子が楽しい本は、見える子にとっても楽しい」というコンセプトで制作したという。

布を貼っていろいろな動物の手の形を触って感じられるようにしたり、ページをめくる時に動くビーズの音で魚が逃げていくイメージを表現したりと、アイデアが満載。表紙を開くと木製の小さなブランコが現れ、実際に揺らして遊べる「絵本」もある。

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