4割、電子データ提供せず 「読書のバリアフリー」に壁 出版社50社調査
1/7(月) 毎日新聞
出版社が電子データを提供しない理由
国内の主要出版社のうち少なくとも4割強にあたる18社が、視覚障害者らに対し、点字や音声に変換しやすい本や雑誌の電子データを提供していないことが、毎日新聞のアンケートで判明した。提供しない理由は、事務負担やデータ流出の懸念が多い。政府は昨年10月、視覚障害者らの出版物利用を促進する条約を締結したが、「読書のバリアフリー」に向け課題が浮き彫りになった。 調査は昨年11〜12月、大手書店の2017年売り上げ上位50の出版社を対象に実施し、42社から回答を得た。
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